実はフランスよりも古い、モルドバワインの歴史
モルドバワインの歴史
モルドヴァ共和国は、黒海の北西に位置する小さな国で1991年に独立しました。 肥沃な黒土と温暖な気候に恵まれるとともに、穏やかな傾斜をもつ地形は葡萄栽培に適しています。
世界最古のワイン生産地のひとつと云われ、7000年前から自生した葡萄が存在し、5000年前には葡萄栽培とワイン造りが始まりました。 昔ながらの伝統と習慣を守りながら、質素でありながらも平和で穏やかな生活を送るモルドヴァの人々の実直さはワイン造りに良く表われています。
1950年に石灰岩の採掘場が閉鎖されると、ワインの熟成に適した坑道を利用してワイナリーは多くのワインを貯蔵熟成するようになりました。 現在では3万トンを越えるビンテージ発泡酒が熟成を続けている他、200万本以上のコレクションボトルを備えた世界に誇れるワインの貯蔵庫となっています。
モルドバワインの歴史年表
古代
モルドヴァは世界最古のワイン生産地域の一つです。 野生のブドウは 7,000 年前から自生し、既に 5000 年前にはワイン造りを始めていたといわれています。 約 2,500 年前にギリシアの入植者がもたらしたワイン文化は、ローマ帝国の支配下で大きく繁栄しました。
中世
貴族の間でワイン製造の技術が確立し、 14 世紀からワインは、ポーランドおよびモスクワ大公国へ頻繁に輸出されるようになります。 この地域がモルダヴィアという独立国として書物に記されたのもこの時代です。
近代
モルドヴァのワインが周辺諸国から広くヨーロッパへも知られるようになりました。 特に、1878年のパリでの万国博覧会で赤ワインが金メダルを受賞すると、時のヴィクトリア女王にも愛されて、 モルドヴァのワインは英国王室にも供給されるようになりました。ロマノフ王朝は、モルドヴァに王室のための専用のワイナリーを造りました。
現代
1950 年に石灰岩の採掘場が閉鎖されると、ワインの熟成に適した坑道を利用して、ワイナリーは多くのワインを貯蔵熟成するようになりました。 首都キシナウを中心に、地上には 142,000 ヘクタールのブドウ畑が広がり、地下には、 3万トンを越えるビンテージ発泡酒やコレクションボトルが眠る世界に誇れるワインの貯蔵庫が広がっています。
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